前回に引き続き、オリンピックは、やっぱり、オモシロかった!

閉会式も、開会式と同様に些か派手さには欠けていたと感じざるを得ません。それはそうでありましょう。今回の開催準備は8年前の2013年の決定後に始まっていた訳で、直前の2020年初頭でパンデミック、類を見ない1年間の延期を声明した上での、コロナ禍の政府判断の開催でありました。その間幾多の計画の変更があり、また、開催を危ぶむ直前では、更に、それは大変なものであったでしょう。

で、閉会式ですが、良くも悪くも、「東京音頭」は秀逸でした。私には57年前の三波春夫の「東京五輪音頭」を彷彿する思いでしたが、ある意味ではジョークと捉える向きもあったのでは。思わず、「おっとちゃんも、おっかちゃんも~」とツッコミたくなりました。あと、「光の五輪」はCG映像演出と見ても、聖火台(Olympic cauldron *「cauldron」は「大釡」の意味)のクロージング・モーションは素晴らしかったです。開く時には何も感じなかったのですが、あの精密な球体が寸分の狂いもなく閉じて行くのには驚きました。また、使われた燃料が水素と聞き、その炎の形も今までのものと全く異なるものに初めて気付かされた次第であります。

もう一つ、オリンピックの伝統的なマナーとして、先ずフランス語、次に英語、そして開催国の言語でアナウンスメントする訳ですが、フランス語であれば “Mesdames et Messieurs!” 、英語であれば “Ladies and Gentlemen!” で始まますが、日本語の場合この枕詞がありません。文字通りにやれば「淑女・紳士のみなさま!」となる訳であります。まさか、そんな枕詞は陳腐で、その様に考えますと、正に日本語の多様性が際立つ訳です。反面、英語は、LGBTQのご時世では、実にはめんどくさい言語であります。しかし、これからは、ここら辺が新たな勉強となります。