英単語の発音については、元来、日本人には馴染難い部分があることを痛感せざるを得ません。

アルファベット26文字の発音ですら、日本人にとっては、未だ正確な発音が理解されているとは言い難いと考えます。先ず、代表的かつ顕著なものは「V」と「Z」です。前者は「ブイ」(英語発音では「ヴィ」)、後者は「ゼット」(英語発音では「ジイー」)と多くの日本人は発音します。

「V」で始まる英単語そう多くはありません。その昔、電報文などで使われた「いろはの『い』」のような伝達では「『V』for victory」が使われておりました。私個人的には「『V』for Vietnam」を使っておりました。「Z」は「『Z』for zebra」が一般的と思います。この「Z」の発音も日本人には難しく、唇を横に開いて発音しなければなりません。よって、「0(zero)」の発音「ジイーロ」で日本人の言う「ゼロ」ではないので、私は「O(オー)」と発音することを推奨しております。つまり、「0.1」は「オー・ポイント・ワン」で「0120」は「オー・ワン・ツー・オー」で「007」は「ダブリューオー・セブン」と発音します。これは、「C」も同様で、日本人の「C」の発音「シー」は音は同じでも「she」や「sea」や「see」と区別出来ないものとなっているのですね。

そこで、「V」に戻りますが、「F」と「V」の発音は必ず下唇を噛まなければ正確な音が発せません。日本人にとって究極の課題であります「L」と「R」の発音でありますが、こちらは舌の置き方となります。しかし、こちらは遥かに困難であり、正直、諦めて戴いた方が賢明ではないか、と実感しております。

で、また、「V」でありますが、今世界中に蔓延しております言葉「ウイルス(virus)」や「ワクチン(vaccine)」や「変異株(variant」、すべて「V」発音の世界であります。因みに「変異株ウイルス(variant virus)または突然変異種(mutant)」においては、「valiant」とスペルが一文字「R」が「L」に変われば、困ったことに、「勇敢なる」という意味の単語になってしまいます。