本日3月1日、新型コロナウイルス(COVID-19)の世界的感染者の発生に関しても、各国がパンデミック級対策を打ち出すも、世界保健機構(WHO)は未だ「パンデミック(Pandemic)」との声明を避けております。

歴史的には直近のパンデミックは1918年のスペイン風邪で、それによる世界的な死者は数百万人とも数千万人とも言われております。21世紀に入って発生した「SARS」も「MARS」も、前例に照らし合わせて、パンデミックとの規定はされませんでした。

スペイン風邪は百年も前の話であります。甚だナンセンスな話であります。人類と感染病と戦いは数千年にも及びます。元々、感染病の源は風土病「エンデミック(Endemic)」でありました。コレラもペストもマラリアもはしかもエイズもエボラ熱も、大凡すべての感染病は突然発生した細菌(virus)が原因であります。

大昔、100人しかいない村に発生した風土病は、100人全員に感染すれば(仮に全員が死亡すれば)そのウイルスは完全に死滅します。しかしながら、人的交流や人間社会の発展によってその風土病のウイルスは「人から人への」感染能力(infectability) を有し、人間が媒体(media)となり感染が拡がり「エピデミック(Epidemic)」となり、国を越え海を渡って「パンデミック(Pandemic)」となる訳であり、明確に、現状社会においては、仮に世界のどんな辺境であっても、一旦発生したどのような風土病であろうが、パンデミックになる可能性を秘めているということであります。

「エンデミック(Endemic)」・風土病⇒「エピデミック(Epidemic)」・感染病の流行⇒「パンデミック(Pandemic)」・感染病の世界的蔓延
 
米大学では、このような感染病のメカニズムは経営学において「マーケティング理論」で、また政治学では「世論形成のロジック」で、その類似性を伝統的にまた実践的に説われております。