大凡3年前に公開されました日本映画「シン・ゴジラ」に魅了されました私ですが、実は、劇場で4回観ました。もちろん、その後、TV放映もありましたし、DVDでも数回も観てしまいました。

私は昭和29年(1954年)生まれで、東宝の「ゴジラ」が同年上映され、言わば、ゴジラとは同い歳でありますと同時に「ゴジラ・フリーク」でもあります。今年は生誕65周年でありまして、なんと、来月5月31日にハリウッド作の「ゴジラ:キング・オブ・ザ・モンスターズ(GODZILLA KING OF THE MONSTERS)」が日本で公開されます。

これは、私には心躍らわせざるを得ない内容となっております。なんと、なんと、なんと、ゴジラ対キングギドラ対モスラ対ラドンで、で、で、あります。

そもそも、本多猪四郎監督が東宝で製作した「ゴジラ」は、その命名が「ゴリラ」と「クジラ」からとされておりますが、国内上映の2年後の1956年に米国人俳優と追加設定によるハリウッド版を製作しております。その時に、改めて命名した名前が「Godzilla」であります。これは、最早、見事と言うしかありません。「God(神)」を命名の冠に拝したことで、「キングコング」のご本家の米国で大ヒットとなる訳でありました。

戦後、これ以前にも黒沢明の「羅生門」などの日本映画の幾つかは海を渡ってはおりましたが、それらの殆どは欧州での評価であり、おそらく、「ゴジラ」こそがハリウッドにおける初めての日本映画の躍進ではないかと、心から思っておりますし、それをチャレンジした当時の東宝は偉大であったとしか思えません。

で、今回の映画ですが、「キングギドラ(King Ghidorah)」が出ます。この「Ghidorah」は、ギリシャ神話もしくはウミヘビ座の「Hydra」から命名されたのでは(?)とされております。また、「モスラ(Mothra)」は、英語の「蛾(moth)」からと言われております。もうひとつの「ラドン(Rodan)」でありますが、本来、阿蘇の火口に眠る卵から生まれた所以から「原子番号86」のラドン「Radon(Rn)」であるべきなのでありますが、何故か英文名は「Rodan」となっております。これには日本人として納得の行かない部分であります。あの「考える人(The Thinker) 」の作者のロダンとなってしまっているのであります。

いずれに致しましても、予告編を観る限り、ゴジラ・フリークにとって大変楽しみであります。これは、ご同輩にしか通じないジョークですが、「残念ながら、ザ・ピーナッツの出演はありません。」悪しからず。