前回の「クイズ」ではご投稿者がいらっしゃらなかったのが残念でした。

今年最後となるであろうという本ブログのタイトルに相応しいかどうか、些か不安ですが、今回は「外来語」であります。英語では「Loanword」、つまり、「貸し出された言葉」という意味となります。

当教室では、私共日本人にとって英語の語彙を習得する最も手っ取り早い方法のひとつとして、普段から皆さんが日常で使っている「外来語」(俗にいう「カタカナ語」)の個々が、果たして英語からであるのかまた他の言語から来たのか、ということへの理解から始まり、私共日本人が躊躇いなく発するカタカナ語の発音が、果たしてグローバルに通用するのか、ということであります。

例えば、一例として「virus」です。日本人は「ウイルス」と発音しますが英語発音では「ヴァイラス」です。その昔、私なんかは「ビールス」と呼んでおりましたが、これはドイツ語発音です。この「ウイルス」という発音は、元々ラテン語発音で、現在この発音を基調としているのは、私の知る限り、日本人だけではないかと思います。世界的には「ヴァイラス」で、またその意味も、恐らく多くの方は「細菌」と思われていると考えますが、「細菌」は「germ」もしくは「bacteria」で表現され「virus」はそれらとは異なる定義がされているようです。

日本人がよく使う「ビニール袋」の「ビニール」も、「vinyl 」で発音も「ヴァイニアル」となりますが、英語では「plastic bag」となります。「ビニール傘」も「plastic umbrella」ですが、これも日本以外で目にすることは稀ですし、殆どの生産は中国でされているにも関わらず、中国で売られていることもないという事実もあります。

最近最も不思議な和製英語表現は「ハンドルキーパー」です。この言葉をニュース等で聞きますと、思わず「プッ」と笑ってしまうほどであります。何故か、自動車絡みの名称には和製英語が目立ちます。「ハンドル (steering)」や「クラクション (horn)」などが代表的なものです。「ハンドルキーパー」は「ドライバー」でイイんじゃないですかね。ファッション関係も「フリーサイズ (one-size-fits-all)」なんて和製英語が氾濫しております。

この日本での外来語を深く研究し愉快なブログで論評している米国人をご紹介したいと思います。彼女は、当地の北九州市立大学の准教授で米国ヴァージニア州出身のアン・クレシーニ (Anne Crescini) さんです。彼女は在日18年で、現在、福岡県宗像市という都市から離れた場所でご主人とお子様と共にお暮しをされて、日本語はパーフェクトで話し言葉も書き言葉も「博多弁」です。彼女のグログは非常に興味深く、またとても勉強になります。以下にご紹介致します。

「アンちゃんから見たニッポン」https://ameblo.jp/annechan521/

ということで、「A happy new year! (良いお年を!)」、で、年が明けたら、「Happy New Year! (明けましておめでとう!)」です。