私の住むここ北九州市においても昨日未明から「大雨」に見舞われております。もう、「heavy rain」とか「rainfall」とか言う規模では表せない、正に「disastrous rain(破壊的豪雨)」であります。多くの「河川の氾濫(river flooding)」や「土砂崩れ(mudslide)」が発生しております。今回、気象庁は「数十年に一度(once in decades)」と発表しております。

また、同日朝、突然、オウム真理教の麻原彰晃死刑囚をはじめ7名の死刑囚の「死刑執行(execution)」が報道されました。現在、世界中で「死刑制度(capital punishment system)」の廃止もしくは執行の中止が行われる中、先進国では日本と米国(一部の州)のみ、と他に一部の国で継続されております。しかし、日本でも1998年に法務省が死刑執行を公表するようになって以降、それほど多くの執行があったとは私の記憶にもありません。

今回のような、極めて凄惨な「地下鉄サリン事件」や関連殺人事件に関与した死刑囚ではあるものの、7名の同時執行という点で、世界中で注目を集め、また論議を醸しております。日本では、日弁連や法学者の多くが長く死刑制度廃止を提唱して来ておりますが、国民意識としては8割近くが死刑を是認する傾向となっております。

北朝鮮のような独裁国では、過去から現在においても「粛清(purge)」の名のもとに、裁判もなく、公表もなく、多くの人々が殺害されているとも報道されております。体制維持のためには、「公開処刑(public execution)」すら、国民への見せしめとして行われているとも聞いております。

近年の先進的な民主国家においての「死刑制度廃止」や「死刑執行の中止」が進む中、日本では、数ある凶悪犯罪において、被害者家族が加害者に対して「極刑(キャピタル・パニッシュメント)」を望む声があることも事実です。仮に殺人犯であっても、「無期懲役」となるケースも多く、しかも、無期懲役であっても「仮釈放(parole:仏語)」というケースも多々あるようです。米国で良く耳にする「終身刑」ですが、英語では「life imprisonment」で「無期懲役」もこの表現となります。つまり、「死ぬまで懲役」なのですが、日本の現行法では最長刑期が30年とされていることから仮釈放の可能性もある訳です。片や、米国では100年を超える懲役判決もある訳で、先ず、仮釈放の可能性はあり得ないことになります。

最後に、「人の死」を軽軽に言ってはいけないのですが、米国の西部劇時代からカポネ時代には多くの死刑が行われた歴史がありました。死刑執行の方法には、「絞首刑(hanging)」、「銃殺(shooting)」、「ガス室(gas chamber)」、「電気椅子(electric chair)」、「薬殺(dosing)」があり、笑ってはいけませんが、「電気椅子で処刑された男」を「fried guy」と映画で言っていたことを思い出しました。