いやぁ~、2018年ワールド・カップで日本は初戦対戦相手のコロンビアに、大方の予想を裏切って、2-1で勝ってしまいました。世界は、「番狂わせ(giant-killing)」とか「大番狂わせ(a major upset victory)」とか言っております。そもそも”upset” は「ひっくり返す」の意味ですが、”I upset you.” は「私はあなたに激怒している」の意味で、”You upset me.” では「あなたが私を怒らせた」との意味にもなるのですが、この場合”You made me upset you.” の方が伝わり易いと考えます。こんなところが、英語表現のややこしいところです。

でぇ~、今回も前回の「全仏オープン」の流れの続きであります。現在ロシアの主要都市で行なわれているワールド・カップでありますが、私共がテレビ中継で観る真新しいサッカー・スタジアムのフェンス・サインには、日本企業のサポート(スポンサー)・サインが、全く、見当たりません。例えば、「マクドナルド」や「コカコーラ」は違和感はありませんが、「全仏オープン」の時の「エミネーツ」も他の航空会社の名もなく「Qatar Airways」だけとなっているのは、何でかな~、みたいな思いもありますし、何故か、「VISA」の広告が占有しております。旧ソ連時代(1980年代)でモスクワで通用したクレジットカードは「JCB」のみでした。「アメックス」も「VISA」も「マスターズ」もトラブルだらけの時代でありました。

また、独の「adidas」は2018年ワールド・カップの公式ボール(テルスター18)として名をつなれることには大義があり、日本の「MIZUNO」やナイキ・ジャパンの「NIKE」広告がしゃしゃり出ることは出来ないのであろうと推測は出来ますが、「中国第一」(これは中国第一汽車という大手自動車メーカーと思われます)や 「WANDA」(これは、中国大連の複合企業)などは日本人にも理解できない漢字表記で堂々と表記していたり、なんと、「KIA Motors」(韓国の自動車メーカー)ですらあるのに、「TOYOTA」「HONDA」等の名前は一切ありません。

とにかく、これまで世界的イベントにおいて日本企業の広告プレートやサポート・サインが一切見られないことはなかったと記憶しております。殊更、先の「全仏オープン」とこの「ワールド・カップ」においては不思議でなりません。何かの意図が存在するのか、政治的な理由があるのか、はたまた、経済的な背景が生じているのか、どなたかご存知の方がいらっしゃいましたら、是非、教え戴きたくお願い申し上げます。今のところ、このような状況に関してはどこのメディアも捉えていませんので、尚更、気掛かりであります。