あのトランプ米大統領が訪日されました。今回の二泊三日の滞在で見せた同大統領の印象は、一年前の大統領選に勝った時のものとは、恐らく大きく異なったものと評されております。総じて、安倍総理へのリスペクト(respect)やグッドマナー(good manners) 、特に、大統領らしい落ち着いたステートメント(statements)は日本のメディアのツッコミようのないものとされました。

ある評論家は、「この一年間で随分と勉強したのでしょう。」と言われておりましたが、訪日直前まではやはり「異端の米大統領」というレッテルのまま、対日政策には不安定な憶測が満ち溢れていたわけです。私自身も同大統領の誕生には随分と危惧を持ったひとりでしたが、今冷静に判断致しますと至極納得出来る部分に気付かされます。

先ず、米国の歴史的な流れとして、8年間の民主党オバマ政権(2009-20017)があったわけで、その前は8年間の共和党ブッシュ政権(2201-2209)、またその前は8年間の民主党クリントン政権(1993-2001)、そして更にその前は4年間の共和党親父ブッシュ(1989-1993)と8年間のレーガン政権(1981-1989)があり、それ以前は4年間のベトナム敗戦後の民主党カーター政権(1977-1981)で、1963年に暗殺された民主党J.F.ケネディ(1961-1963)が就任したわずか2年足らずと副大統領として継承したジョンソン政権(1963-69)との間に、共和党ニクソン・フォード政権(1969-1977)の8年がありました。

このような事実を踏まえましても、昨年11月の米大統領選で民主党のクリントンが勝つ可能性は極めて低かったわけで、共和党政権の順番(?)でたまたまトランプ氏が共和党内選挙で勝ったわけです。政権が変わったわけですから、前政権の施策を変換することは至極当たり前なことですし、異端とされるトランプ大統領の出現でこのロジックを少し見失っていたような感じがします。

上述のような流れの中、共和党政権の出現のタイミングで、必ず、戦争が勃発している事実もあります(注:ベトナム戦争はJ. F. ケネディが引き起こしたわけではなく、前アイゼンハワー大統領以前からの紛争が起因しております、ただ第二次世界大戦時の政権は民主党ルーズベルト・トルーマンでしたが・・・)。

ということで、北朝鮮問題を抱えたトランプ大統領の判断が大きく懸念される今日ですが、日本の安全を守るための日米同盟がどうのように舵取りをされるのかが、今日、最大のリスクとなっている現実が明らかとなりました。

で~、本日の課題ですが、「人類」(humankind) であります。これは、私の推察の範囲ですが(調べても正解が見つかりませんでした)、”human” ⇒ 「人」、”kind” ⇒ 「類」と直訳的な言葉ということで、恐らく、この「人類」という漢字は英単語から生まれたのでは?他に、「観光」も「観る」⇒ “seeing”、「光(景色)」⇒ “sight” 等々。(ここで、ちょっとウンチク、”see” は「見る」、”watch” は「観る」、”look” は「注目する」)この推察が正しいとしましたら、例えば、織田・豊臣または徳川時代前半のドラマで「人類」や「観光」などという言葉が現れたのであれば、これは時代考証上間違いということになります。

日本に入った外国語は、古くは朝鮮半島経由で中国からの漢字であり、中世の和蘭語や葡萄牙語であり、英語の流入は早くとも江戸時代後期とされております。従いまして、英語ありきで生まれた日本語を知ることは、ある意味、とても大切なことと自覚致しましたわけであります。