日本語で言う「泡」には色々な形のものを想像させる意味合いが含まれております。従いまして、「何の泡か」「どの様な泡か」という説明がなければ明確には伝わりにくい言葉であります。

英語で「泡」を意味する単語はいくつかあるのですが、ここでは代表的な2つの単語を取り上げて説明してみたいと思います。それは “bubble (バブル)” と “foam (フォーム)”であります。

当教室では、この単語の使い方の違いを「コーラの泡は “bubble” で ビールの泡は “foam”」とお伝えしております。その違いの説明は、「すぐに消えてしまう泡はバブルで、中々消えない泡はフォーム」としております。「シャボン玉(soap bubbles)」とか「シェービングフォーム(shaving form)」とか思い浮かべて戴ければ解りやすいと思います。

と、いうことで、石鹸の泡はフォームということになるはずですが・・・しかしながら、面白いことに、米国の石鹸や洗剤メーカーはバブルという表現をしてきております。これは、泡切れ(rinse aid) の良さを売りとするメーカー側の思惑があるのでしょうか?

一般に「ビールの泡(beer form)」は他に “head” や “yeast” とかの言い方もありますが、暫くすればやはり消えてしまいます。方や、決して消えて無くならないフォームで身近なものとして「発泡スチロール (Styrofoam)」がありますが、これは登録商標で、英語では一般的に “foam” と表現されております。同様に、自然物質や化学物質などを発泡させて固形化したものを「スポンジ(sponge)」と呼びます。

また、液体表層や空中ですぐに消え去ってしまうバブルですが、「バブル景気(Bubble boom)」が顕著な表現で、儚く散り去る片思いの恋も “bubble” で表現できます。”My love for her has bubbled over and disappeared soon.” みたいな・・・これ、日本語にしたくないですね!