今日は3月10日、明日はあの「東日本大震災(The Great East Japan Earthquake)」発生から6年目の3.11であります。

今年に入ってから、米国トランプ大統領の就任に始まり金正男氏暗殺事件や北朝鮮ミサイル発射と・・・本日は朴韓国大統領の罷免が決定されました。絶え間ない衝撃的なニュースが駆け巡って話題に事欠かない日々を送っているうちに、当ブログの発信を怠ってしまいまして、本日が今年初めてのアップとなってしまいました。

私たちがこのように毎日毎日あらゆるニュースを知ることは「マスコミ(Mass communication)」に依存するところが多いわけですが、昨今この「マスコミ」を「メディア(media)」と表現する傾向が強くなっております。

では、「マスコミ」と「メディア」の違いとは何でしょう? 従来は「マスコミ」とはテレビ局やラジオ局、または新聞社や出版社等を指し、「メディア」とはそれぞれが使用するテレビやラジオや新聞や雑誌等々の、所謂、「媒体」を意味します。そして、テレビは音声・画像媒体として、ラジオは音声媒体、新聞や雑誌は紙媒体としてそれぞれの役割が分れておりました。

しかしながら、昨今、電子メールやインターネットの出現以降、多岐に進化した多くのSNSの台頭で文字・画像・音声・動画(時としてVRを含め)のあらゆる機能を合わせ持つ媒体が出現しております。しかも、その機能もネットワーク上でもパーソナル上でも如何ようにも使用が可能であり、また、双方性や同期性の機能の活用も可能となっております。

そのような意味では、もはや「マスコミ」と「メディア」の表現の違いはなくなっていると言えます。かつてのテレビや新聞のような圧倒的な影響力を発揮した報道機関としての「マスコミ」の位置に、ブログやツイッターのようなSNSの世界が肩を並べたというわけです。「マスコミ」がよく使っていました「消息筋・関係筋(source)によれば」という表現も、明らかなメディア名(例えば、誰々のツイッターによれば)を示さなければ、どこかの大統領のようにすべて”Fake news(ウソ報道)」とされてしまいそうですね。

本来の「メディア(media)」の意味を「媒体」とお伝えしましたが、情報伝達の媒体としてはかつて多用した手紙も手旗信号も、また古くは、世界に普及した聖書もコーランもメディアと言えます。そして、現代のスマホは究極のマルチ・メディアでしょう。

因みに、この “media” という単語、実は複数形です。では、単数形は? 洋服の「普通サイズ」やステーキの「焼き具合」を表す “medium”(ミディアム)なのです、ご存じでしたか?