今年は「閏(うるう)年」” leap year ” です。

この ” leap ” という言葉は「ぴょんと飛び跳ねる」または「飛び越える」という意味で、では何を飛び越えるのか、と言いますと、一年365日(52週間と1日)、つまり、平年であれば前年の同月同日が翌年には曜日がひとつ進む法則となります。しかし、うるう年で2月29日が加わることで3月1日以降曜日が前年に比べふたつ進むことになります。恐らく、このことが「1日、曜日を飛び越える」としてこの表現が生まれたとされております。

また、” leap ” で思い出されるのは、1969年アポロ11号で月面に降り立ったアームストロング船長の言葉、” That’s one small step for a man, one giant leap for mankind. “「これは一人の人間にとって小さな一歩だが、人類にとって偉大な飛躍である。」ですね。

当時、「飛躍」と訳した同時通訳者も大したものですが、どうして ” jump ” ではなかったのか?

今でも日本企業等では「大きな飛躍」を ” big jumping ” と表現したりしておりますが、” jump ” はその場で飛び上がる動作を示しており、” leap ” は飛び上がって前に進むと意味合いが強く、その意味では、アームストロング船長の言葉は重いですね。

ただ、彼のメッセージが、後日、前半の ” That’s one small step for a man, ” の部分で冠詞の ” a ” が抜けていて「一人の人間」ではなく「人類全体」となり、言い間違ったと物議が起こったりもしましたが、正に、日本の英語教育のようで全くナンセンスな指摘だと思いました。因みに、指摘したのは英BBCと聞いてアチャチャと思いましたけど・・・