ここのホームページ(3つの手法・ブレイクスルー)で「英語には丁寧語、尊敬語、謙譲語はなく、常に、すべて、『タメ口』である!」と言っておりますが、実は、英語には敬語があります。敬語と言っても日本語のような体系的なものではなく、「相手に失礼のない親切丁寧な表現」と捉えて戴いた方が良いでしょう。

最たるものは ” please ” です。これを言っている限り、相手が気を悪くすることはありません。加えて、相手のお名前を冒頭または語尾に付けると更に良いですね。男性の場合は ” Mr. ” を付けるか ” sir ” で呼称するか、女性の場合は ” Miss “(未婚・既婚関係なく)か ” ma’am “(特に年上・目上に対して) で呼称することです。

また、助動詞(auxiliary)の使い方で敬語表現が可能で次のようなものがあります。” May I ~ ” / ” Shall I ~ ” / ” Could I ~ ” / ” Could you ~ ” / ” Would you ~ ” でいずれも疑問形で相手の意思・意向を確認したり、こちらの希望を懇願したり、場合場合でニュアンスが変化します。

もうひとつ、” up ” ” down ” で謙譲的な表現も可能です。本来の意味で高い場所から下を見下ろして ” up here “(ここ)から ” down there “(下の方)と表現しますが、ビジネス・レターや電話等で ” up there “(そちら様)” down here ” (当方)と相手を敬ったり力関係を明確にする表現も可能です。” down under ” とはオーストラリアやニュージーランド等を指し南半球を意味しますが、これは、恐らく、大英帝国時代に支配地を見下して呼称したところから始まったのでしょう。