中学・高校で英単語を覚えさせられる度にこの「正しいアクセント」が嫌と言うほど試験に出たり、国内の英検でも今も出題比重が大きいと聞いております。

確かに英単語のアクセントには様々なルールがあるようですが、実際、すべての英単語に当てはまるとは言えず例外も多くあることは事実です。ご異論もあるとは思いますが、『やまもと英語屋』では、会話する場合、9割の英単語は第一音節にあると思って戴いて支障はないとお伝えしています。

日本語の会話でも同様に、おかしなアクセントでも「方言程度」と特段気にしないように英語の会話でもさほど問題にはなりません。時折、漢字の読み間違いを指摘されるように問い返される場面もありますけど・・・国籍や地域によっても異なることやその方のクセといったものもあります。

例えば、日本語の「橋」と「箸」、英語の ” desert “(砂漠)と ” dessert “(食後のデザート)のような、気にされる方もいらっしゃいますが、会話的には大した誤解を生ずる訳ではありません。

ただし、米国では日本人のほとんどが陥るアクセント違いで全く通じないという単語が幾つかあります。ひとつは、” Mr. Smith “(スミスさん)で日本人のフラットな発音では「それ、誰?」となってしまいます。これでもかというほど「ミ」にアクセントを置くことをお奨めします。もうひとつは、最も代表的な ” McDonald’s “(マクドナルド)です。日本人は「マック」に馴染んでいますので、どうしても「マ」を発音しがちでここにアクセントがきてしまいます。実際は「マ、ダナルズ」程度の発音でなければ全く通じません。そこで、「マック」の発音を「ミック」と発音することをお奨めします。「ミック、ダナルズ」と言ってみると不思議と通じてしまいます。

その他、動詞と名詞の両方の意味を有する英単語に「名前動後」(名詞は前に、動詞は後に)というルールもありますが、これも100%当てはまる訳ではありません。

つまり、アクセントの試験で四苦八苦した中高の英語教育は、全く、ナンセンス!ということですね。